[ Interview ]
Brand new choice
Daily Platinumで魅せる
いつもと違う私

Contents direction_Yuri Tanaka
Photography_Ibuki Yamaguchi(W)
Text_Keisuke Honda
Produce_Yohsuke Watanabe, Shiori Saeki(IN FOCUS inc.)
寄り道をしたり、気になっていた香りを試したり。私らしさを保つ一方で、日常に訪れるわずかな変化。その積み重ねは、まだ知らない私自身とつながっている。ete Spring Collectionのテーマは“Brand new eyes.”。新たな視点を求めて、在原みゆ紀さんと共に“Daily Platinum”の魅力を巡る。
ジュエリーを着けるとき。
それは、いつもの自分に返る瞬間
「私にとってジュエリーは、オンオフを切り替える合図でもあるんです」。ショップ内に並ぶジュエリーを
楽しげに見つめながら、そう話してくれたのは、モデルの在原みゆ紀さん。職業柄、仕事時は自前のジュエリーを外さねばならず、好きなものを好きなように身に着けられるタイミングはオフの日が中心。それでもピアスは毎日必ず着けていて、寝るときも外さない。「ジュエリーはどんな場所にも合うようなクラシックさに惹かれて買うことが多いです」。会話の端々に、在原さんらしい芯の強さが滲む。その一方で、彼女は新たに訪れる先々での予期せぬ出会いに、いつも期待をふくらませているという。「新しい一面って、自分のなかにある概念や決まったルーティーンが、良い意味で乱されるときに見えてくるんだと思います。“これが私らしさ”とこだわりを持つことは大切ですが、それと同時に柔軟な姿勢を保ち続けられるのが理想です」。
プラチナをカジュアルに。
新鮮なアイデアに心が弾む
在原さんが手に取ったのはSpring Collection“Daily Platinum”のダイヤモンドリング。「ゴールド系のジュエリーを身に着けることがほとんどなので、とても新鮮な気分です。プラチナとダイヤモンドって、こんなにも相性が良いんですね。すごく上品でなめらか。それに加えて、肌にすっと馴染んでくれるようなカジュアルさもあって。プラチナは大切なときにこそ着けるもの、なんてイメージを抱いていましたが、これならデイリーに楽しめそうです」。続けて、立体感のあるデザインが特徴のリングをレイヤード。ラインの美しさに驚きつつ、自分のなかに秘められたまだ見ぬ感性に触れていく。「挑戦心を忘れず、視野を広げていきたい」。これは、彼女が立てていた今年の目標。その思いと重なるように、プラチナの上質な煌めきが手元に輝く。
その日、その場所に合う
ジュエリー選びの楽しさ
行く場所や目的によって着る服が変わるように、ジュエリーもオケージョンによって変えるようにしていると話す在原さん。「気を配るのは、着けたときのボリューム感やシルエット。必ず全身鏡の前で着けることが私なりのこだわりです。手元や耳元だけを見て感じる可愛さと、全体を見て感じる可愛さって、少し違う気がしませんか?」 彼女が身に着けたジュエリーは、ドミノが連鎖していくさまをなめらかに描かれている。“連続性”をキーワードに、強弱のついたボリューム感と、立体的なラインで遊び心を刺激するリング。ニュアンスラインの間にダイヤモンドをセッティングしたピアスに、2本のラインが存在感を発揮するイヤーカフ。タイトな着け心地に仕上げたイヤージュエリーは、顔周りをすっきりと上品な印象に。繊細さを身にまとった彼女は、「まるでいつもと違う自分を見ているような気分」と笑みを浮かべ、変化の予兆を感じ取る。
日々を共に過ごすための
大切なインスピレーション
ヴィンテージTシャツ、シンプルな白シャツ、スウェット。知的さとラフさが混ざり合う、彼女らしいスタイル。そんな在原さんの日常に、“Daily Platinum”のジュエリーを取り入れたなら──。「今までしたことがない組み合わせにワクワクして、プラチナカラーを身に着けた自分のいろんな姿を見たくなる気がします。品の良さをプラスしてくれるのは間違いないですし、ヴィンテージアイテムとのギャップなど、あえてアンバランスな感覚を楽しみたいです」。ここで、在原さんのもの選びのポイントについても尋ねてみた。「今の自分の身の丈に合っているかは大事なポイントだと思っています。世の中にはたくさんのものが溢れていて、いろんな選択肢があります。そのなかで、“これが着たい”と思える心地良さに出会えると嬉しくなります」。自分らしさの作り方は人それぞれ。でも、もしも迷ってしまったら、心が通う“なにか”に、素直に従ってみるのも悪くない。きっとあなたの道を明るく照らす、光になってくれるから。
五感を澄ませて、感じる出会い
eteが掲げる今季のテーマ“Brand new eyes.”。最後に、在原さんにとってのBrand new eyes.はどんなものか尋ねてみた。「なにかを変えるためにはエネルギーが必要ですよね。むしろ変えようとするあまり、難しく構える人や負担を感じる人だっているはず。だから、無理にいつもと違うことをしてまで変わろうとしなくていいのだと思います。大切なのは、物事を柔軟に受け入れる心のあり方。自分と違う声に耳を傾けてみるだけでも、ちょっとした変化が起きます。そんな素敵な気づきに、たくさん出会っていきたいです」。今回、在原さんはeteの新作コレクションをナビゲートする音声ガイド役を務めている。彼女のお気に入りやおすすめジュエリーについて触れているので、この機会にショップまで足を運んでみて。あなたにとって、気づきにつながる出会いが待っているはず。
※PT501を使用した商品は、一部店舗ではお取り扱いがございません。あらかじめご了承ください
※音声ガイドは2/8(土)〜3/7(金)までete・ete bijouxショップにて実施
※一部実施対象外ショップがございます
Miyuki Arihara | 在原みゆ紀
1998年生まれ。千葉県出身。雑誌や広告を中心に幅広く活躍するファッションモデル。特にメンズウェアを取り入れた独自の着こなしが大人気。2024年、自身初となる写真集『meet you』をPARCO出版から刊行。
Instagram @ariharamiyuki