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[ Interview ]

Wanna Talk About It?

eteスタッフが答える、ジュエリー選びの心得

Photography_Takaki Iwata
Interview&Text_Moe Nishiyama
Direction_Yuri Tanaka
Produce_Yohsuke Watanabe(IN FOCUS)

ジュエリーの選び方に正解ってあるの? ファッションに比べて、あまり知られていないジュエリーのスタイリング。季節感を取り入れたアイテムのコンビネーションから、コンプレックスを解消してくれるジェエリー使いまで。eteのショップスタイリストに寄せられた相談をもとに、ジュエリー初心者から上級者まで楽しめるスタイリングの方法を伝授してもらう。

「夏らしさ、どう演出するのが正解?」

薄手の羽織にシャツ1枚をさらっと着こなすくらいがちょうどいい、日差しが心地よい季節。あたたかくなるにつれて肌の露出も増えるからこそ、ジュエリーのスタイリングをめいっぱい楽しみたい。季節感を取り入れながら、清涼感を演出するにはどんな素材や色合い、ボリュームのジュエリーを選ぶのが正解? 夏を楽しむジュエリーのスタイリングって?

 

Ogawa(ete WEB PR):
「簡単に夏らしさを取り入れるには、清涼感を意識して、ゴールドよりはシルバー、天然石の色は寒色系に。スタイリングの基本として、まず主役となるアイテムを決めて、あとはボリュームとカラーの引き算で考えます。今回主役に選んだのは夏らしい色合いと有機的な縞模様が涼しげな天然石・ブルーレースアゲートがあしらわれた『roots〈ルーツ〉』コレクションのロングネックレス。同じく天然石を使ったete bijouxの『Limited Stone〈リミテッドストーン〉』コレクションから神秘的な色合いのブラックオパールのリングを合わせてみました。色に個体差がある天然石なのですが、あえてブルーが強く出ているものをセレクト。シルバーアイテムだけだと抵抗があるという方は、細身のイエローゴールドのリングを差し色に取り入れると、さりげないコンビカラーを楽しめます」

「涼しげな天然石を主役に、色とボリュームの引き算を」

流線型のフォルムが新鮮な「フローピアス」は、耳に地金が貫通しているような不思議な見え感が叶うピアス。雫のような縦長のラインが顔周りをすっきりと見せてくれ、一見するとイヤーカフのようにも見えるのがポイント(SとMの2サイズ展開)。また「Bangle〈バングル〉」コレクションからは、手元のレイヤードスタイルが1本で楽しめるアイテム(上)も登場。肌になじむようツイストする地金のラインに、動きのあるデザインチェーンが繊細な表情をプラスしてくれる。

「ジュエリー初心者が選ぶべきはじめの1点は?」

今まであまりジュエリーを身につけたことはないけれど、思い切って選ぶのなら、永く大切に身につけられるものからはじめたい。リングにピアス、ブレスレットからネックレスまで。ジュエリー初心者が持っておくべき最初のアイテムは?

 

Ishikawa(ete Shop Stylist):
「はじめてのジュエリーとして取り入れたいのは、シンプルでシーンを選ばないネックレス。主役でも脇役でもなく、スタイリングの軸を作ってくれるような、ベーシックなものを1本。年齢を重ねても永く使えるよう、素材を重視したものを選ぶことをおすすめします。今回選んだネックレスは定番コレクションのひとつで、リニューアルしたばかりの『e_Grain〈グレイン〉』。K18素材の艶感と、石を使っていないのに繊細で動きのあるカットボールのきらめきが、首元のラインを美しく華やかに見せてくれます。最初のリングを選ぶなら、細身で動きのあるものを。人差し指を基準にフィットするサイズを選んでおくと、左右共に人差し指、中指とその日の気分でつける場所も選べるので取り入れやすいと思います」

「シーンを選ばない上質なネックレスがおすすめ」

ネックレス(上)は「e_Grain〈グレイン〉」からete bijoux限定の新色、「ロウブラウンゴールド」をセレクト。シルバー、プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、どのカラーとも相性がよく、1本取り入れるだけで、異なるカラーを組み合わせても柔らかく中和してくれる。イエローゴールドのネックレス(中央)と重ねて、グラデーションのような風合いを楽しんで。腕元にはネックレスと合わせた「ete Grain〈エテ グレイン〉」コレクションのブレスレット(上・下)を。動きのあるラインが手元をすっきりと見せてくれる。

「華奢見えするジュエリーのスタイリングって?」

日々の気分に合わせてジュエリーを取り入れられるようになったら、気になるのが手元や首元、フェイスラインを華奢に見せてくれるジュエリーのスタイリング。細身のリングやネックレスを着けたいけれど、仕事の疲れで浮腫んでいたり、指の長さや太さが気になってしまう、首元が窮屈に見えてしまう……という方も多いはず。華奢見えするジュエリー使いのコツは?

 

Mizuguchi(ete Shop Press):
「顔まわりをすっきり見せたいなら、『縦のライン』を意識すると良いと思います。首元にはネックレスを3本重ねているのですが、下に重心を置くように縦のレイヤードに。イエローゴールドでまとめてしまうと重たい印象になってしまうので、プラチナ×イエローゴールドのコンビカラーの『e_Grain〈グレイン〉』を取り入れつつ、スッキリとしたIのラインを見せられるようにしています。手元も細身なリングを選ぶよりは、ボリュームがありながらも肌の抜け感を感じるデザインをセレクト。『動き』と『余白』のあるリングが、指を細く美しく見せてくれます」

「首元は“I”のラインを、手元は動きと余白を意識」

ひとつでも主役になる「Draw〈ドロー〉」のリング(左手中指)は、一筆書きのようなラフな曲線が特徴。肌が覗く円形ラインの「Lucent〈ルーセント〉」のリング(右手中指)と合わせれば、モダンな雰囲気を醸しながらも、すっきりと抜け感のある印象に。そして耳元には緩やかなツイストがかかったピアス、腕元にはバングルに「e_Grain〈グレイン〉」コレクションのブレスレットを重ねて。動くたびに肌の上できらきらと輝くカットボールが華奢な印象を際立たせる。