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Watch and Jewelry

センスが光る、あの人の手元

Contents direction_Yuri Tanaka
Photography_Yudai Enmei
Text_Keisuke Honda
Produce_Yohsuke Watanabe, Shiori Saeki(IN FOCUS inc.)

腕に着けた時計で時間をチェックするのは、自分自身。でも、あなたの手元を見て「素敵ね」と褒めてくれる人がいる。そんなささやかな喜びを日常に作ってみない? eteのスタイリスト3名と一緒に考える、ウォッチとジュエリーのバランス感について。

Case1_Hirano

オンオフ問わず、煌めくエレガント

手軽に付け替えられる2種類のベルトがセット。ゴールド×シルバーのコンビカラーベルトは軽量かつ小ぶりなデザインなので、時計をジュエリー感覚で楽しみたい日にぴったり。リザードベルトに替えれば、ローマ数字が施されたシンプルな文字盤とレザーによるシックなムードがスタイルを引き締める。

「高級感のあるオクタゴンフェイスの時計には、手元も負けないくらいラグジュアリーな印象にするのが理想的。人差し指は、ダイヤモンドのラインが美しい“Particle”ダブルラインリングに、“Tone”のロウブラウンゴールドリングを重ねて抜け感を意識しました。親指にもロウブラウンゴールド リングを忍ばせることで一体感がさらにアップ。小指はK18イエローゴールドにカットを施した“Clair”のリングと、“Layered”のK10リング2種の重ね付けが華やかな仕上がりにしてくれます」(平野)

信頼できる、大きな存在感とともに

大きめなフェイスやマットブラックの文字盤、ブラウンベースのベルトなど、メンズライクな空気を纏ったリストウォッチ。カジュアルでいて、メインの針とは別に設けた秒針のサークルがモダンな表情をもたらしてくれる。大小2つのサイズ展開があり、大切なパートナーとのペアウォッチやリンクコーデなどにもおすすめ。

「黒の文字盤や落ち着いたダークブラウンカラーのベルトには、ロウブラウンゴールドのジュエリーが相性抜群。フェイスの存在感を引き立たせつつ、印象を和らげてくれる薬指のリングの曲線を主役にスタイリングしました。小指にはシグネットリングと、ダイヤモンドがちらりと覗く遊び心に溢れた“Layered”のコンビカラーリングを。ボリューム感のあるジュエリーを多く選ぶときは、着ける箇所を最小限にすることでまとめやすくなります」(平野)

Case2_Onodera

いつものわたしに寄り添うパートナー

構造的に厚さが出やすいソーラー式のリストウォッチを、eteらしく華奢かつ上品なサイズ感で実現。特殊なカッティングが施されたガラスケースの側面は、角度を変えるごとにキラリと光を反射する。すっきりしたインデックスとワントーンのカラーリングに、12時の位置にあしらったダイヤモンドがワンポイント。

「ジュエリーライクなメッシュベルトのウォッチが、より上品に見えるようスタイリングしました。薬指の大胆なレイヤードを楽しむのが最近のわたしの定番スタイルです。“Tone”のロウブラウンゴールドリングは、数本重ねて着けても落ち着いた煌めきが品格をキープしてくれるのでおすすめ。色を揃えたリングとイエローゴールドのウォッチによるコンビカラーが華やかさを運んでくれます」(小野寺)

ニュートラルだから、足し引きも自在

重厚な佇まいと発色の美しさ、そして耐久性など、魅力に富んだクロコダイルレザーのベルトとコンパクトなフェイスを合わせたリストウォッチ。スタイリングに取り入れやすいニュアンスカラーだからデイリーに愛用できる大人の一本に。一点ずつ異なる風合いを持つレザーベルトは、使うほどに肌に馴染んでいき、経年変化による表情の移ろいが楽しめる。

「クラシカルなウォッチのムードが活かせるように、腕まわりはベルトと同じくニュアンスカラーのブレスレットをチョイスしました。ベルトのグレイッシュな印象からインスピレーションを受けて選んだ、天然石リングを手元の主役に。そこに“Layered”のダイヤモンドリングを重ねて、艶っぽい表情をさらに底上げ。上品すぎてしまうといつものわたしらしくないので、サムリングを入れてカジュアルさをプラスしています」(小野寺)

Case3_Ishikawa

アンティークのように、色褪せない魅力を

フェイスとベルトをつなぐ一本足のディテールがアイコニックなリストウォッチは、リザードベルトとゴールドのコンビがレトロな気分をさらに誘う。ムーブメントやベルトはすべて国内生産によるもので、スリムなフェイスに対して硬度の高いサファイアガラスや秒針を採用。高い技術と品質への強いこだわりを込めた。

「赤みのあるブラウンカラーベルトが際立つウォッチには、艶感を抑えたリングを取り入れて全体的にクラシカルな印象に。主役は薬指のダイヤモンドリングで、上下に地金のリングをレイヤードすることで存在感がグッと引き立ちます。一番下に忍ばせたのは、光が当たるとキラキラと煌めくカッティングが施された“Clair”リングです。マットな雰囲気のなかにも、大人の女性の輝きが感じられるようなイメージでスタイリングしました」(石川)

“大人”に身に着ける、愛らしさ

有機的なフォルムが特徴のフェイスに、ぷっくりと丸みを帯びたガラスケースが瑞々しいミストピンクカラーのリストウォッチ。白蝶貝(シェル)を使用した文字盤には、まるでオーロラのような豊かな色彩が浮かびあがる。やわらかな表情と、リングのアームをイメージしたステンレス製ベルトのスタイリッシュな空気感をこの一本にミックス。

「淡いピンクのベルトに合わせて、愛らしい雰囲気を意識したスタイリングです。人差し指に着けたリングは、あこやパールとムーンストーンをあしらったもの。柔和なカラーリングは手元を見るたびにうっとりすること間違いなし。ミストピンクと相性抜群なプラチナカラーをサムリングとして着けることで、愛らしさのなかに大人な雰囲気も表現してみました」(石川)