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Gem Stones in New Way

【Spring Jewelry Box】
麗らかな春を謳う、天然石ジュエリー

Photography_HIROKI WATANABE at TRON
Styling_SAKI NAKAZAWA
Hair&Makeup_MIKA IWATA at mod's hair
Model_RUTH at TOMORROW TOKYO
Text_AYAKO TAKAHASHI
Direction&Edit_Lula Japan Limited.

春夏秋冬でワードローブが変わるように、小物選びにも季節のムードを。
「Spring Jewelry Box」では、シーズンの着こなしに欠かせないジュエリーに着目し、旬の気分を添える「ete」のコレクションを素材やデザインから紐解いていく。

連載1回目となる今回は、春の装いに取り入れたい天然石ジュエリーをご紹介。
自然の中で長い年月をかけて生成されるジェムストーン。
1つとして同じ表情のものがなく、自分の個性や内面を語るものとして、日本では「パワーストーン」と呼ばれることもあり、お守り代わりに身に着ける方も。

今季登場の“Veil”は、天然石の魅力を新たに広げるコレクション。
肌をヴェールで覆うように淡く優しいきらめきを纏い、春らしさを堪能して。

肌の上で透き通るように輝くネックレス&ブレスレット

化粧品のコントロールカラーに着想を得て、肌を整えるイメージで選ばれた3種類の天然石。素肌をトーンアップさせ、明るい印象へと引き上げる「ブルーカルセドニー」、自然な血色感をもたらし、健康的な雰囲気を演出する「オレンジムーンストーン」、色石が持つ多彩なきらめきがラメのような艶感と華やかさをプラスする「ラブラドーライト」が揃う。いずれも、透明感あふれる生き生きとした輝きを放ち、ピュアなときめきを呼び覚ますよう。まずは、顔周りに近いネックレスから。手元にブレスレットも重ね、春色グラデーションを楽しんで。

天然石の色と輝きを贅沢に楽しめる存在感抜群のリング

ピンキーリングがトレンドに浮上するなど、今季のリングはデザインもサイズも豊富。本コレクションでも、大ぶりのものと小ぶりのものの2種類を展開しているので、気分や好みに合わせて選びやすいはず。ネックレス、ブレスレット、リングすべて、2段の覆輪留めにより石が実際よりも大きく、華やかに見えるデザインで、ぷっくりと存在感のあるこちらのリングは、石の輝きを贅沢に楽しめる。優しく穏やかな色味の天然石だからこそ、自由なカラーミックスで、服もあえてカラフルに。春の明るさや陽気なムードを満喫して。

繊細なストーンリングなら異なるカラーの重ね着けも

今季、初めて色石ジュエリーにトライしたい人は、ウェーブを描いたアームが軽やかな印象を呼び込むこちらの小ぶりなデザインを。1本でも神秘的な自然の美しさを纏えるけれど、繊細なストーンリングなら、カラーの異なるものをレイヤードしても、天然石同士が品良く調和して難なく仕上がる。また、きれいな素肌は適度な色のバラつきで構成されていると言われており、この3種類の天然石の重ね着けは透明感、血色、艶を備えた理想の肌印象を叶える効果も期待できそう。顔周りはネックレス、手元はリングとアイテム違いでの組み合わせもおすすめ。

春らしさに大人の余裕が加わる「色石×ダイヤモンド」

天然石の華やかさを味方に今季トライしたいのが、優美さあふれる「ete」のベーシックコレクションとのスタイリング。きらめく粒子のようなダイヤモンドを糸のように紡いだ“Particle”コレクションに加え、華奢なデザインながらK18がインパクトのある輝きを放つ“Skinny”コレクションを重ねれば、春らしさをキープしつつ、大人の余裕を感じさせる手元が完成。リングレイヤードを今年らしく見せるポイントは、1本の指に同じモチーフを重ねたり、関節に着けたりして動きのある配置にすること。さらに、潔く着けない指も作り、余白を意識することも大事。

Next 2023.3.23 Thu.

次回は3月23日公開予定。
「ete」のショップスタイリストが、ジュエリースタイリングを披露。
自身の定番アイテムに、今季リニューアルして再登場した“Brilliant”コレクションを合わせてご紹介。
どうぞ、お楽しみに。

Look1 : jacket and trousers by THINGS THAT MATTER (03-6759-8917)
Look2 : top by DETERM; THE WALL SHOWROOM (03-5774-4001)